ICH Q1Fは気候区分III、IVにおける安定性試験についてのガイドラインです。気候区分IIIは高温乾燥、IVは高温多湿環境の気候区分となります。気候区分IとIIはQ1Aで述べられており、Q1Aの対象でないIIIとIVは分離されている形になっています。ガイドライン自体はICHガイドラインからは取り除かれ、WHOのガイドラインを引用する型になっています。安定性試験の環境として、長期試験を30℃/65%RHで実施することとなっています。より厳しい条件として、30℃/75%RHでの試験の設定もあります。