日本薬局方-製剤総則 概要

製剤総則には、日本薬局方記載の医薬品に共通する全般的な記述のルールについて記載されています。記載内容は主に言葉の定義、包装形態、製剤の形などについてです。

製剤通則には、製剤に共通する事項、言葉の定義が書かれています。具体的には、添加剤、使用する水・溶媒、無菌製剤・保存条件について説明されています。

製剤包装通則には、包装に共通する事項が記載されています。包装に共通する事項とは、包装による医薬品の品質保証、包装適格性を指します。

製剤各条には、医薬品の剤形についての定義が記載されています。大分類で11種、小分類を合わせると30前後の分類があります。同様に、生薬の剤形については生薬関連製剤各条に記載されています。