日本薬局方-一般試験法 2.41 乾燥減量測定法

乾燥減量測定法は、加熱・乾燥により、試料から失われる重量を測定する方法です。試料に含まれる付着水、結晶水、揮発性物質の量を測定する方法の一つです。医薬品各条には、乾燥減量測定の規格が記載されています。規格の表記は、減量の規格(試料の量、測定温度、乾燥時間)となります。測定方法は単純で、試料を量り、5mm厚に広げ、指定の温度で指定の時間乾燥します。乾燥後に重量を測定し、失われた重量の割合を計算します。