日本薬局方-一般試験法 1.03 塩化物試験法

塩化物試験法とは、医薬品中に含まれる塩化物を塩素として測定する方法です。塩化銀の白色沈殿生成を指標として塩素の量を比較液と比較します。比較液には塩酸を用います。試料を硝酸、水で溶解した後、硝酸銀溶液を加え、光を避け放置することで沈殿が生じます。比較液には0.01mol/L塩酸を用います。黒色背景で、上、もしくは横から観察し、比較液との沈殿の量の差を調べます。